2011年05月15日

木曽は山の中 20キロを歩く

木曽は山の中

島崎藤村の「夜明け前」はこの言葉から始まる。
そして、私にとっては、高校1年生の時に聞いた
葛城ユキの名曲の曲名である。

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※島崎藤村による「是より北 木曽路」の碑

1974年にリリースされたこの曲は
山深い木曽の生活が目に浮かぶ曲。
ヒットしたわけでなく、忘れ去られたような葛城ユキのデビュー曲だが、
この曲から、いつか木曽に云ってみたいと思っていたのである。

5月14日(土)、日曜日に名古屋で用事があったので
その前日を使って、木曽路の中山道を20キロ歩いたのである。

大阪から中央線の中津川まで電車で移動し、
ここからバスに乗って「馬籠」宿に移動するところであるが
「木曽谷口」で下車して、ここから中山道の石畳を歩き始めたのである。

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10時40分に出発。
馬籠宿まではほとんど歩く人影もなく、
急坂を上りながら恵那の山の眺めを楽しみながら歩く。
時折、「木曽は山の中」を歌いながら。

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十曲峠を下って馬籠宿についたら、別世界。
観光客と団体バスで賑わっていた。

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そこから標高801メートル、岐阜県と長野県の県境の馬籠峠を越える。
山深い道は、中山道が険路であったことを教えてくれる。
途中、山深いなかに、ぽつんと茶屋があって、
漬け物とお茶をいただいて一休み。
そこで汲んだ水のおいしかったこと。

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途中通り雨が少しだけ降る。
著名な宿場町でなくても
中山道を歩いていると、
かって日本の各地にあったであろう
美しい自然と日本家屋の織りなす佇まいが
今も各所に残されているのである。

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長野県の妻籠宿に16時を回った頃に到着。
宿場町だった頃の建物がたくさん残っていて、
とても趣のある町である。

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ここから中央線の南木曽駅を結ぶバスはものすごく本数が少ない。
歩くのが一番簡便である。
山の中の道をさらに4キロ歩いて、
木曽川にかかる日本最大級の機の吊り橋「桃介橋」を歩く。
雪解け水なのだろう、水量がとても多い。

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南木曽駅に着いたのは17時15分。
歩いた距離は22キロほど。
足はくたくたに疲れたけど、
観光地の馬籠、妻籠をバスで巡るだけでは
きっと出会えないものに巡り会えた。

木曽の清冽な水と空気。何気ない道の佇まい。
春の喜びに溢れる山里は実に美しかった。
posted by たよろのとーさん at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 山登り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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